仕事ばっかりで身体を酷使していたのでしょう。
結婚したら出来ると思っていた赤ちゃんができなかった。
自己否定から、養子縁組を知り、東京都の里親制度でやんちゃな息子を家族に迎えました。
なかなか、知られていない「里親制度」
子供達は普通の子供です。ちょっと早い時期に実親と離れることになってしまったことで、少々、心がすさんでしまっている子もいますが、それは環境で出来てしまったもの。
本来は、とっても無垢で純粋な子供達。
うちの息子も、戦隊ごっこが大好きで、歌と踊りが大好きな未来を夢見る元気な子です。
私が最初に乳児院に伺ったのは、コロナ禍でした。
少々移動も不自由な時期ではありましたが、
大きな風邪もひかず、病気もせず、元気に育っております。
現在5歳。
これまで、私の周りにたくさんお伝えしてきました。
もっと、知ってほしいと思い、描き上げました。
里親制度の事を、里子の事を知ってください。
彼らのアイデンティティを認め、
彼らが生きやすくなる社会を作っていきたいと願っています。
不思議な御縁・つながりがたくさんあります。
そんなちょっとスピリチュアル的体験も差し込みました。
令和のももたろうものがたり「たましい家族」として、
息子が我が家にきてからの1000日の記録です。
これからも、導かれていくであろう、
私達家族の軌跡・奇跡です。
著者プロフィール
まつの えみ
松野 永岬
一級建築士の女社長として仕事に打ち込みながら、妊活の末に、うまずに母親になる里親を選択。東京都養育家庭として、5歳の里子君を子育て中。里親制度を知ってもらい、待っている子供たちが生きやすくなる社会を目指して本書を執筆。
山梨県身延町で生まれ、宮大工末裔の祖父を持ち、神社・寺院が身近な場所で育つ。
幼いころからのエジプト文明・マヤ文明などの古代文明と、寺院建築に強いあこがれを持ち、一級建築士として建築業界へ。
建築など環境は人に大きな影響を与えることを知り、風水鑑定、古代文字などから、日本や西洋の古代叡智を学び始め、『天地結まほろばや』として、エネルギーワーカー・スピリチュアルカウンセラーとして「1000年後の地球も美しくあるために」をモットーに活動中。
★★★★★
とても読みやすかったです。
子供を育てたいのに授からずに辛い思いだけして諦める人がたくさんいる。生まずに母親になるすてきな世界がある。
知らないことだらけでした。たくさんの人に知って欲しい。実子でも悩む2歳児子育ての対応などどっしり受け入れられるえみさんの対応に涙。子育てのヒントもある。
ぜひたくさんの人に広まりますように。
★★★★★
一気に読みました。
里親制度が皆の知る選択肢の一つになってほしい。子育ては良いこともたくさんあるし、幸せな時間でもあるが、自分の時間は後回しになり、家事に仕事に追われてしまう。
18才まで、いろいろなことがあると思う。
いろいろな支援体制や協力を得ながら、たましい家族の皆が幸せな時間をおくれるようにと、切に願います。
★★★★★
親業について語る本として、不妊治療で心も身体も疲弊している方がいらっしゃるなら是非読んでもらいたいなと感じます。
子供が欲しい、ではなくて親になりたい!
そんな親業の魅力と、その道標の一冊でした!
★★★★★
血を分けた子供、養子、里子とにかく
子を思う気持ちの根底は変わらない。
私は長く不妊期間を経て不妊治療で妊娠・出産が出来た時、感謝と神様からのお役目が私に来たのだと思いました。
同じような不妊で悩んでいる人の助けになりたいと。
何らかのご縁で私の元に生まれて来た子も、松野さんの所にやって来たお子さんも、みんな魂の家族だと思いました。
子育ての大変さはご本人の明るい性格のゆえ、出てはないけどそれ以上に心が温かくなる内容でした。
今現在不妊カウンセラーをしていますが子供を持つ持たない、そして産む、産まなくても親になれると言った色んな選択肢があるよという事を私も伝えていきたいと思います。
Message
こんな家族がある、
待っている子供たちがいる、
それを知ってほしい。
幸せな家族が増えることを
願って・・・
アラフィフ里親
まつの えみ
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